普段お魚というのは加工された状態で食べることが多いので、ドドンと加工前の生魚を目の前に置かれると見分けがつきませんよね?
特に、ブリとヒラマサは見分けにくいと言われていて同じに見えてしまいます。
ここでは、ブリとヒラマサの違いや味について話していきたいと思います。
ブリとヒラマサの違いとは?
ブリとヒラマサって実際に生の魚を並べて見ると、本当に似ているんです。
パッと見だけではわからないのですが、実は見分けるポイントがあるんです。
それが口の端っこの部分です。
人間で言うところの口角ですね。ブリはここが角ばっています。
一方で、ヒラマサは角ばっているものの角が丸くなっているんです。
この違いは、ブリとヒラマサの一般的な見分け方でもよく言われています。
それ以外ではブリは体に厚みがあるのにヒラマサは体が平たい、ブリは頭が大きいのにヒラマサは頭が小さい、ブリは体にある黄色い線が目立つのにヒラマサは目立たない、ブリは顔がきつい印象なのにヒラマサは優しい印象といった見分け方もあるようです。
思っている以上にいろいろな違いがあるんです。
自分はまだ残念ながらブリとヒラマサを釣ったことがないのですが、市場でブリとヒラマサを購入した時は違いを見分けるのが難しかったです。
パッと見て見分けることができるのはやっぱり口の端っこの口角部分なので、ブリやヒラマサだと思う魚を釣った時は口角部分を見てみてください。
ブリとヒラマサ、どっちがおいしい?
いろいろな違いのあるブリとヒラマサなのですが、気になるのがその味です。どちらがおいしいのでしょうか?
まず、ブリのほうなのですが独特の風味があって、脂が乗っています。
特に、寒い時期のブリは脂が乗っていておいしいですよね!脂が乗っているので、舌に絡み付くような濃厚な味わいになります。
「ブリを口に入れた瞬間の脂が広がる感じが最高!」って方も多いみたいです。
言ってしまえば、こってり濃厚な味という感じです。
一方で、ヒラマサはさっぱり系のお味です。ヒラマサはブリよりも脂が少ないので、あっさりしていて淡泊な味わいです。
さっぱり系ではあるものの、うまみや甘みというのはブリに勝らずとも劣らずといった印象です。
さっぱり系のヒラマサですが、熟成させることによって濃厚な味付けも楽しめます。
食べたときの身のコリコリ感も特徴的です。
ブリとヒラマサのどっちがおいしいかというのは、答えが出ない疑問です。
自分はどちらかというとブリの方が好みの味でしたが、
味の好みにもよりますね。脂が乗っていて濃厚な味わいが好きな方であればブリのほうがおいしく感じられるでしょうし、さっぱり系の淡泊な味が好きな方であればヒラマサのほうがおいしく感じられると思います。
ブリとヒラマサの美味しい食べ方
ブリの刺身
ブリの刺身は脂が乗っているので濃厚な味わいでとろける食感があって美味しいです。
ブリのなめろう
アジなめろうみたいにブリの切り身を包丁で細かくして、味噌、しょうが、ネギを混ぜれば美味しいブリのなめろうの完成です。
ブリのなめろうは食べたことがない人が多いと思うので是非、試してみてください。
ヒラマサの唐揚げ
ヒラマサの切り身に唐揚げ粉をまぶして油で揚げた唐揚げはすごく美味しいので是非試してほしい一品です。
ヒラマサの漬け丼
ヒラマサの切り身をしょうゆ、みりん、酒で作ったタレに漬けて30分ほど冷蔵庫で保存して、あたたかいご飯に乗せお好みで刻み海苔や炒りごまを振って完成です。
ヒラマサは刺身で食べても美味しいのですが、漬け丼にして食べると旨味が増してさらに美味しいのでおすすめです。
今回の記事で紹介したレシピは家にある材料で作れるレシピなので、ブリやヒラマサだけではなく青物であれば応用できると思います。
釣れた魚を美味しく料理するのも、釣りの醍醐味ですよね!みなさんもお試しください。
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